通院の目安

回数・期間

当院では、根本解決し、通院を卒業することがゴールとしています。

通院回数の目安は、平均約10回、約3ヶ月で1クールです。
(※あくまで平均です。症状の内容、慢性の度合いによって変わります。)

前半は、短期間で少しづつ、歪んだバランスを整えていきます。
後半は、そのいい状態が癖として身につくことを目的とします。
通院のペースを徐々に伸ばしながら卒業に向かいます。

※こちらから通院を強要することは一切ありません。ご安心下さい

また、初回から効果を実感できれば良いですが、その限りではありません。
なかには、施術を数回受けても、あまり変化を感じられない場合もあります。
これまでに蓄積された過緊張や歪みが深いほど、身体は簡単には反応しません。

しかし、数回の施術経験を通じ、身体が慣れてくるに従って、徐々に反応してきます。

回復過程イメージ

これまでの経緯

あなたが不調に陥る過程は、図の①のように急激に落ちる。ということは基本的にありません。ぎっくり腰のように、四十肩のように痛みが突然出た、急に腕が上がらなくなったということもあるかもしれませんが、それは不調が「表に現れたのが突然」であるだけです。潜在的に何かしらの原因があるはずです。

②のように徐々に徐々に小さな要因が積み重なって蝕まれているはずです。例えば、普段の姿勢、食事、ストレス、誰かの何気ない一言、など多岐にわたります。ひとつひとつが小さなことでも、年月をかけて蓄積されていけば、、。臨海点を超えてしまうということです。

回復への道のり

回復においても③のように急激な変化というのは基本的にありません。薬や手術、最新技術で一気に良くなったと感じることもあるかもしれません。しかしそれらの多くは一時的な対処療法です。効果が切れれば元に戻ってしまいます。

また、整体などによって少し楽になったと感じても、時間が経つとまた元の不調な状態へと戻ってしまいます。(図の④)これは、身体の歪みなどの悪いバランスが、クセとして身についてしまっているからです。

大切なことは、悪い状態へ完全に戻りきってしまう前に、再びと整えるということです(図の⑤)。階段を上がるように、徐々に良い状態へ近づけていきます。最初のうちは悪いクセに引っ張られやすいので、頻繁に施術を受けられることをオススメしますが、馴染むに連れて、間隔を長くしても戻るスピードがゆるくなっていきます。

⑤の状態を経て、良いクセの方へ自然に戻るようになったとき(図の⑥)、おめでとうございます!これが根本的に改善された状態です。体質も改善されているはずです。

回復のパターン

右肩上がりのパターン(青線)
施術の度に、少しずつ、順調に改善していくパターンです。

上下するパターン(オレンジ線)
数回の施術を受けるなかで、少し良くなったり、悪くなったりというパターンです。一時的に大きく上下することはよくあります。

後から効いてくるパターン(グレー線)
はじめの数回はほとんど(あるいはまったく)変化がない場合です。

しかし、身体が施術に慣れてくることによって、段々と効果を感じ始めます。

はじめから目立った効果を感じられないと、不安になってしまうこともあるかと思います。

しかし、ご安心ください。それが普通です。

自律神経症状の解決には、「時間」という要素が必要不可欠です。

焦らずにしっかりと改善していきましょう。